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大雪の「白川郷」 外国人客殺到…極寒アイス、ミニスカート姿も【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年1月30日)

 29日は各地で大雪となりました。日本有数の豪雪地帯の岐阜県の白川郷では、吹雪になるなど非常に厳しい寒さとなったが、中国の春節の影響もあり、多くの外国人観光客が訪れた。寒さの中で、軽装の観光客の姿も見られた。

■「白川郷」バス乗り遅れで過酷な旅路

 岐阜県の山あいに位置する「白川郷」。合掌造りの民家が建ち並ぶ集落は、世界遺産に登録されている。日本有数の豪雪地帯として知られる白川郷では29日、平年を上回る140センチの積雪を記録。住民は雪かきに精を出していた。

地元住民
「大寒もいったん過ぎたわけですから、これで落ち着いてくれたらありがたい」
「(Q.雪質どうですか?重くないですか?)重いですね。かなり重いです」
「(Q.腰大丈夫ですか?)結構、大変です」

 雪に慣れている地元の人が苦労する雪の量。そんなタイミングで、豪雪地帯を訪れた観光客の中には、スーツケースを引く人もいた。

関東からの観光客 大学生(20歳)
「(Q.どこから引いてきたんですか?)ホテルからです」
「(Q.ホテルどれぐらい先ですか?)20分ぐらい」

 スーツケースの上に積もった雪が物語る、ここまでの道のりの過酷さ。

 関東から来たという大学生2人は、白川郷から少し離れた場所にあるホテルに滞在。バスに乗り遅れたため、白川郷へ歩いて向かっていた。

大学生(20歳)
「(Q.(白川郷まで)気合で歩こうと?)そうです、そうです」
「(Q.距離どれぐらいあります?)2キロぐらい」
「(Q.ちょっと途中でくじけそうになりません?)もう何度も」

 再びスーツケースを引き歩き始めた2人は、一面雪の世界へと消えていった。

■外国人客殺到…極寒アイスも

 白川郷の入口にある駐車場には10台以上の観光バスが並び、外国人観光客で埋め尽くされていた。

 春節ということもあって、展望台へ向かう道には長蛇の列ができていた。

台湾から家族11人で来た観光客
「台湾のテレビを見て、合掌造りの雪景色が非常にきれいだと思ったので、機会があれば絶対に来ようと思っていました」

中国から来た観光客
「(日本旅行で)白川郷を一番期待して来ました。本当にキレイですよね。雪もちょうど降っていてキレイ」

 白川郷の年間の観光客はおよそ170万人。その数は、住民の1000倍以上に及び、中でも外国人観光客の数は増加傾向に。

 観光に訪れる外国人の中には、最高気温1℃の極寒の中でアイスを食べる女性もいた。

女性
「(Q.寒くないですか?)手も冷たいし、体の中も寒いです。白川村で食べるアイスがとてもおいしいと聞いたので、食べてみようと思いました」

 さらに、寒そうな服を着た女性5人組はベトナムからの技能実習生。

観光に来たベトナムからの技能実習生
「(Q.雪どうですか?)寒い」
「(Q.この格好は寒いよね)今は寒い。手が赤くなってるから」
「(Q.こんなに雪が降っていると思いました?)きょうは天気予報を見て、(白川郷が)晴れてると思ったけど、(白川郷に)来たら、ずっと雪が降っているから、ショックです」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年1月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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