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台湾の人気観光地をキャスターが現地取材 大分と台湾を結ぶチャーター便4年ぶりの運航 大分

22日、約4年半ぶりに運航された大分と台湾を結ぶチャーター便。
今回、柴田キャスターもチャーター便に乗り込み、現地、台湾で取材をしてきました。
今回は、観光面での期待の声などをお伝えします。

2月22日、大分空港から約130人の乗客がチャーター便を利用して台湾へ。
向かったのは、約1400キロ先の台湾桃園国際空港です。

◆TOS柴田真里キャスター
「およそ2時間の空の旅が、まもなく終わろうとしています。台湾に到着するのが楽しみです」

台湾は九州の1.5倍ほどの面積で、人口は約2300万人、日本との時差は1時間です。
現地で話を聞いてみると、突然のインタビューにも関わらず笑顔で対応してくれました。

◆台北の店の人は…
「大好きだよ。台湾人は日本の番組とかドラマ、あと歌。日本人大歓迎」

今回、柴田キャスターは台湾で人気だという観光スポットも訪れてみました。

◆TOS柴田真里キャスター
「観光地の1つキュウフンに来ました。あいにくの天気ですが、午前中から多くの観光客が楽しむ様子が見られます」

主要都市の台北中心部から1時間ほどの場所にあるキュウフンです。古い町並みが残る情緒ある雰囲気は大分の湯平温泉街に似ていると感じました。

また、日が落ちてくると…

◆TOS柴田真里キャスター
「美味しそうな食べ物に楽しそうなゲームがずらっと並んでいて、本当にいるだけでワクワク」

台北市内では毎晩「夜市」が開かれ、地元のグルメなどを満喫できます。

同じチャーター便で台湾を訪れた家族連れなどもそれぞれの旅を楽しんでいました。

◆チャーター便の利用客は…
「外がカリカリで中は柔らかい部分もあって美味しい」
「日本語が通じる所が多くて行きやすいのと、近いのと、食べ物が美味しかったり」
「地元から行けるのはいい」

一方、今回のチャーター便では台湾からも約160人の方が大分を訪れました。

◆台湾からの観光客
「別府のロープウェイに行って雪を見た。良かった」

県によりますと、去年1年間に県内を訪れた台湾からの宿泊客数は約11万人。
韓国や香港に次いで、3番目の多さです。

今回、大分県内でのツアーを企画した台北市の旅行会社は、大分の温泉や自然、食事などの観光資源は台湾の人たちにとっても魅力的だといいます。

今後、定期便の運航にも期待を寄せていますが、そのためにはさらなる情報発信が大切だと語ります。

◆大榮旅遊 郭文瑞 総支配人
「たとえば、佐賀県は(台湾との)定期便がある。それは、佐賀の観光関係者や県がPRや補助金を使っている。 もし、大分県も予算があれば大分の魅力を発信してほしい」

チャーター機から定期便へ…その実現に向け大分の良さをより多くの人たちに伝える官民一体となった取り組みが重要だと言えそうです。

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