佐渡は日本海側で最も大きな離島ですが、太古の時代から火山活動や地震などで隆起を繰り返し、現在の地形ができあがりました。手つかずの自然は見るものを圧倒し、絶景と呼ぶに相応しい景観が数多く残されています。
今回は、佐渡の南西部に位置する小木海岸の「矢島・経島」、「宿根木」、「長者ケ橋」、「沢崎鼻灯台」、「枕状溶岩」、「神子岩」などについて見ていきます。かつての海底が長い間の隆起によって海面に現れ、大地の世界遺産(日本ジオパーク)にも認定されている独特の景観です。
2023年8月31日現在、「佐渡島の金山」はユネスコの世界文化遺産登録を目指し、諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査が行われたところです。この調査結果を踏まえ、2024年夏に開かれるとみられるユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が決定される見込みです。
佐渡汽船
https://www.sadokisen.co.jp/
佐渡島の金山(さどのきんざん)
https://www.sado-goldmine.jp/